マルウェアの脅威
マルウェアは不正有害な動作をするソフトウェアのことです。コンピュータ・ウィルスも確かに怖いのですが、マルウェアにおける詐欺犯罪などが横行しており、被害に遭わないよう、しっかりとした対策を取りたいものです。
既にコンピュータ・ウィルスについては一般的な認識も随分浸透してきているのですが、まだマルウェアについてはそこまで認識が深まっていないのが実態です。
このマルウェアですが、「Malware」と書いて、「Malicious=悪意のある」と「Software=ソフトウェア」を合わせた造語となっています。実態はまさにその名の通りで、「悪意のある不正、有害な動作をさせることを目的としたソフトウェア」になっています。いわゆる悪質コードの総称でもあります。
やっかいなのはマルウェアの特性がかなり多岐にわたっている点です。そんなこともあって、私たち一般のパソコンユーザーにとってかなりの脅威となっているのです。
マルウェアと呼ばれている対象となるのは、ウイルス、バックドア、キーロガー、トロイの木馬などがその代表で、その他にも、Word&Excelのマクロウイルスをはじめ、ブートセクタウイルス、Windowsシェル、スクリプトウイルス、JavaScript、 BAT、などクライムウェア、スパイウェアがそれこそ列記できない程多く存在しています。
インターネットの大幅な普及によって、ネットワーク経由で簡単にいろいろなプログラムの入手ができるようになった環境が、逆にアダになっているのです。もちろんマルウェアは不正プログラムです。
残念ながらコンピュータがマルウェアの攻撃を受ける可能性は増加しており、まさに世界中で社会問題になっているのです。